総合内科的視点の習得で、内科医としての安定した土台作りを
練馬光が丘病院 副病院長新井 雅裕
高度急性期から慢性期まで
日本中で活躍できる薬剤師を目指して
薬剤師レジデントプログラムでは、
この薬剤師レジデントプログラムは、EBMの実践できる薬剤師を育成し、どの地域においても標準的な医療を提供することで、日本の医療レベル向上に寄与することを目的に立ち上がりました。プログラムでは急性期病院のほか、慢性期・地域包括ケア病院や地域中核病院での研修も行っことで、どの医療ステージにおいても標準的な医療の提供につなけられる薬剤師となることを目折します。
この2年間のプログラムは、昔さんが10年、20年後も自信をもって医療にまわり臨床薬剤師として活躍するための基礎スキル修得に役立つものと言しております。当院が研修医の基幹型研修病院として教育の文化があること、医師看護師をはじめとする多職種との市画は前は全田でも有数の環境であり、私たちにしかできない教育プログラムであると目食しております。ぜひ、今後の日本の医療を支える臨床薬剤師として、私たちとともに歩んでいただける方をお待ちしております。
2023年7月より、公益社団法人地域医療振興協会薬剤部会の代表を務めさせていただいております、台東区立台東病院・老人保健施設千束の鈴木慶介と申します。私たちは、地域医療振興協会のことを「ジャデコム」と呼んでいます。ジャデコムは「医療に困っている地域を支援する」ことを目標とし、地域医療やへき地医療に力を入れている公益社団法人です。日本を元気にする!そんな気概で日々取り組んでいます。
皆様にも「ジャデコム」と呼んでいただける日が来ることを目標にしつつ(夢見つつ)、薬剤部会では全国の約270名が力を合わせて活動しています。北海道から沖縄まで、都心からへき地まで、高度急性期病院から診療所まで、医療から介護まで、と様々な性質を持った施設があり、薬剤師が正職員として所属する施設は30にのぼります。地域ごとにブロック分けをしたり、機能ごとに「経営・収支グループ」「人事・広報グループ」「教育・研修グループ」「薬剤師レジデントグループ」を整備したりして、全国の薬剤師が力を合わせて医薬品の安定供給や医療の質の向上などに取り組んでいます。また、1人薬剤師の施設もあれば30人規模の施設もあり、どこかの施設が人員不足や長期休暇取得などで困った際には、ジャデコム内で支援者を募り、助け合いで乗り越えています。
特にJADECOM薬剤師レジデントプログラム(卒後臨床研修)に関しては、2021年4月に始動し今年の3月に第1期レジデント生が2年間のプログラムを修了して、新しい社会の第1歩を踏み始めました。「地域偏在解消」は日本全国で問題となっている大きなテーマになりますが、卒後臨床研修の質を高めていくとともに、学んできたことを地域やへき地などで実践する現場力を養うことも課題となります。このことは、ジャデコムのミッション「日本を元気にする!」と通ずるものがあり、今後も力を入れていきたい事業です。
みなさまの地元にも「ジャデコム」があるかもしれません。少しでも興味が湧いた方はぜひ気軽にご連絡ください。
最後になりますが、協会各部門や他の薬業団体の方々と協力・協働しながら、これまで以上に活発な活動を展開していきたいと思いますので、一層の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
公益社団法人地域医療振興協会 薬剤部会 代表
台東区立台東病院・老人保健施設千束
2年間のプログラムは東京ベイ・浦安市川医療センターを拠点とし、レジデント全員が台東区立台東病院と伊東市民病院にて各3か月間研修します。
当センターの特徴は総合内科、一般外科による患者管理を行い、専門診療科チームと連携した診療体制を行っていることです。これにより症例ごとに多角的な視点をもって患者ケアの実践を行っており、薬剤師においても、どの診療科でも様々な合併症をふまえて評価するスキルが求められます。
高齢者医療、在宅医療を中心とし、全身的に患者を診ることで地域住民の暮らしを支える役割を果たしています。高齢者においてはポリファーマシーのほか、患者に最良の医療のゴールと薬物療法の評価など、急性期医療とは異なる課題が存在しています。
地域中核型病院として、幅広い患者層を対象に医療を提供しています。研修では、外来診療に携わる薬剤師のスキルを修得します。