地域医療振興協会には、地域の最前線での診療と世界最先端の研究を両立できる環境がある
君津市国保小櫃診療所 管理者 兼 診療所長望月 崇紘
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求められる役割に応じて協調、変容でき、あらゆる問題に対応できる能力をもった医師の育成
これが、私たちの目標とする医師像です。
JADECOMが提供する総合診療医養成プログラム「東京北医療センター」「台東」「練馬光が丘」「奈良」の4つのプログラムがあり、4年間で専門医資格を取得可能。並行して、新・家庭医療専門医の資格も取得可能です。
都市部の先進的教育基幹病院と、全国の先進的地域医療施設の両方で研修を行うことによるバランスの良い研修体制。都会も地域も楽しむことができます。
全国に多数の研修施設があることで、各専攻医の学習ニーズとライフサイクルにあわせたローテーションが可能。どなたも働きやすい環境が整っています。
日本各地にいる地域医療の伝道師達
ありたい姿がそこにある
JADECOMの地域医療に孤独はない
つながり、高め合う仲間たち
地域にいることがマイナスにはならない
情報は常にアップデート
研究も、海外研修も可能
JADECOMでは、これまで多くのジェネラリスト(2024年度時点で64名の家庭医療専門医)を育成してきました。
「地域医療のススメ」の修了生は、JADECOM内外を問わず、ジェネラリストとして地域への貢献を続けています。
JADECOMでは、バラエティ豊かな活躍の場を日本中に用意していることで、協会出身の医師に必ずしも限らず、実力と魅力、熱意のある指導医が基幹病院から診療所まで数知れず揃っていることも大きな特徴です。
医師として「ありたい姿」に出会い、共に働く中でジェネラリストとしての”態度・技術・知識”を共に学ぶ。
そんな贅沢が許されることが、一つ目の想像以上となるでしょう。
地域医療、ひいてはへき地医療ともいうと、赴任先では孤独が待っているのではないか…?
そう考える方がいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
JADECOMはチームで地域を守ります。
専攻医が研修をする教育診療所は、グループ診療を行っており、その場で手厚い指導を受けることができます。また、指導医が「スーパーバイザー」として、1人の専攻医に1人つき、4年間の研修を一貫してサポートします。
さらに、離れた場所で研修する専攻医同士もオンライン会議システムを通じて日常的に症例検討や勉強会を重ねるなど、孤独にならない環境が整っています。
現在(2024年度)は48名の専攻医が在籍をしております。
「地域医療に志を同じくする専攻医(仲間)がたくさん集まり、自由度高く共に学ぶ。」多くの仲間と切磋琢磨できる環境がそろっていることも、想像以上であると約束します。
オーダーメイド型ローテーション
春・夏・冬の合同ミーティング
充実のWeb勉強会
(振り返り、ポートフォリオ、医学知識、EBMなど)
指導医/専攻医一体のサポート体制
総合診療を志す多くの仲間の存在
研修中も充実のワークライフバランス
地域へ行くと、最先端の医療やその情報から取り残されるのではないか?学術的な活動ができないのではないか?
このような心配も無用であること、アカデミックな地域医療の実現が3つ目の想像以上です。
JADECOMでは専攻医がへき地や離島にあっても自ら学び、成長することができるよう、EBM(Evidence-based Medicine)の習得を支援しています。また、地域医療振興協会シミュレーションセンターを設置し、ICLS、PTLS、PALS、ALSO、緊急気道管理コース(SHEAR)などの救急講習会を主催するなど、技術面の習得の機会も豊富に用意しています。「地域こそが最先端」を合言葉に、運営する「地域医療研究所」と協力して、各地域で臨床研究ができる仕組みも整えています。なお、研修期間中には、全米で有数の家庭医療教育プログラムをもつオレゴン健康科学大学(OHSU)への短期留学も可能です。
「地域から世界へ」、次はあなたが飛び出す番です。
EBMマスターへの道(二次文献利用の費用助成あり)
シミュレーションセンター発!圧倒的に豊富な講習会!
オレゴン健康科学大学(OHSU)家庭医療学講座への短期留学制度
地域発の臨床研究を支える地域医療研究所
皆さんは日常診療の中で差別や不公平さを感じる場面はないでしょうか?現在米国は、人種差別を始め様々な格差問題に揺れています。
米国の家庭医は、"不公平/不公正な医療問題への対応は、家庭医が持つべき能力の重要な柱の一つである"という認識の元、この問題に正面から取り組んでいます。
近年、日本にも「医療格差(Social Determinants of Health:SDH)」という言葉が普及しつつあり、新家庭医療プログラムのPFの新テーマにも採用されていますが、ススメではまだ馴染みが薄い領域かもしれません。
そこで、OHSU家庭医プログラムの副プログラムディレクターでもあるHolly先生にお願いして、本テーマの基本的な概念から具体的な対応策までを分かりやすく解説した、ススメ向けのオリジナル講義動画を作成していただきました。
専攻医として医師として、学生や医師、多職種、あるいは患者さん、御家族など様々な人に教育をする機会が増えてきているのではないでしょうか?未だに思い出す素晴らしいレクチャーはありますか?周りにレクチャーが巧みだと思う医師はいるでしょうか?
今回はOHSUのチーフレジデントであるMegan Quinlan先生から、小グループへの教育のコツについて講義してもらいます。
「少人数に対して臨床ネタに関する30分のレクチャーをする」ことを想定し、成人学習の原則を踏まえて、よりインタラクティブで効果的なセッションを組み立て提供するコツを提供します。
あの先生のレクチャーは凄く良い!と言ってもらうための具体的方策を学び、検討しましょう。
「地域医療のススメ」では、どんな臨床の現場に行っても対応できる、しっかりとした臨床的能力をそれぞれのレジデントに身につけてもらいたいと思っています。地域医療・家庭医療に必要な知識はその日々の実践の中から感じて、学んで行く事が重要だと思っています。
そのために研修センターをはじめ、現場の指導医、修了生、施設スタッフが一体となってサポートを行っています。
地域医療・家庭医療に興味のある皆さん。是非私たちと一緒に勉強をしていきませんか?プログラムへの参加をお待ちしています。
プログラム総括責任者
湯沢町保健医療センター 管理者
都市部の基幹病院での内科、救急、小児科、総合診療専門研修の他に、地域の診療所、小病院での総合診療専門研修、リハビリや整形外科などの選択研修など、JADECOMの全国のリソースを利用した研修を行います。
オーダーメイド型プログラムの形式を取っており、専攻医が学びたい科目を自由に組み合わせることができます。
それぞれの項目の時期、期間は調整可能、選択の中でOHSU留学も可能です。
研修プログラムの内容についての詳細やご相談など、お気軽にお問い合わせください。
東京北医療センター総合診療専門研修プログラム
プログラム詳細台東区立台東病院総合診療専門研修プログラム
プログラム詳細練馬光が丘病院総合診療専門研修プログラム
プログラム詳細市立奈良病院総合診療専門研修プログラム
プログラム詳細例えば:関東を中心として病院系の総合診療医を目指したい場合
例えば:奈良を拠点として診療所系の総合診療医を目指したい場合
病床数343床
病床数120床
病床数457床
病床数350床
JADECOMは9,000人超の職員を及び家族の健康をサポートする健康保険組合を立ち上げるなど、様々な福利厚生制度を整備しております。研修中は協会本部に所属し、全国各地で研修していただきます。各施設に研修に赴いても、社会保険等を変更ことなく研修していただけます。
研修期間中は本部研修センターが継続してバックアップしますので、安心して研修に集中して頂く事ができます。
・各種社会保険制度完備
・確定拠出年金制度加入
・宿舎利用もしくは家賃補助制度
・学会等参加補助制度
子育てをしながら研修を行う専攻医が増えています。女性・男性ともに育児休業取得実績があり、時短勤務制度も活用されています。
院内保育所も整備されており、指導医・施設の理解も進んでいます。フレキシブルなローテーションで研修と子育ての両立をはかることができます。
処遇
JADECOMには多数の施設があるため、研修修了後のポストも十分に用意されています。
研修で培ったスキルを存分に発揮し、ジェネラリストとして活躍、さらなる自己研鑽を積むことが可能です。
協会の用意する「地域医療フェローシップ」では、OHSUへの研究留学などを通じて研究者への道も開いています。
本プログラムの修了生となる皆さんとともに、さらなる地域医療の発展をチームで築いていきたいと考えています。