JADECOM アカデミー 公益社団法人 地域医療振興協会 医師採用

ホーム 教育プログラム一覧 専門研修総合診療(地域医療のススメ)

総合診療専門研修プログラム
地域医療のススメRESIDENCY PROGRAM

想像以上が、 そ こ地域にはある。

日本専門医機構の認定した「東京北」「台東」「奈良」「練馬光が丘」4つのプログラムで運営しています。

「地域医療のススメ」
WEB説明会&面談開催中

「地域医療のススメ」とは

Facebookページはこちら

求められる役割に応じて協調、変容でき、あらゆる問題に対応できる能力をもった医師の育成
これが、私たちの目標とする医師像です。

  • JADECOMのジェネラリスト=家庭医+病院総合医になれる!

    JADECOMが提供する総合診療医養成プログラム「東京北医療センター」「台東」「練馬光が丘」「奈良」の4つのプログラムがあり、4年間で専門医資格を取得可能。並行して、新・家庭医療専門医の資格も取得可能です。

  • 全国がフィールド!

    都市部の先進的教育基幹病院と、全国の先進的地域医療施設の両方で研修を行うことによるバランスの良い研修体制。都会も地域も楽しむことができます。

  • フレキシブルなローテーション!

    全国に多数の研修施設があることで、各専攻医の学習ニーズとライフサイクルにあわせたローテーションが可能。どなたも働きやすい環境が整っています。

「地域医療のススメ」の研修ターゲット

「地域医療のススメ」の研修ターゲット「地域医療のススメ」の研修ターゲット

ススメが約束する3つの想像以上

想像以上No.1

「地域医療のススメ」充実の指導医たち

「地域医療のススメ」充実の指導医たち

JADECOMでは、これまで多くのジェネラリスト(2024年度時点で64名の家庭医療専門医)を育成してきました。
「地域医療のススメ」の修了生は、JADECOM内外を問わず、ジェネラリストとして地域への貢献を続けています。
JADECOMでは、バラエティ豊かな活躍の場を日本中に用意していることで、協会出身の医師に必ずしも限らず、実力と魅力、熱意のある指導医が基幹病院から診療所まで数知れず揃っていることも大きな特徴です。
医師として「ありたい姿」に出会い、共に働く中でジェネラリストとしての”態度・技術・知識”を共に学ぶ。
そんな贅沢が許されることが、一つ目の想像以上となるでしょう。

想像以上No.2

チームで守る地域医療

チームで守る地域医療

地域医療、ひいてはへき地医療ともいうと、赴任先では孤独が待っているのではないか…?
そう考える方がいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
JADECOMはチームで地域を守ります。
専攻医が研修をする教育診療所は、グループ診療を行っており、その場で手厚い指導を受けることができます。また、指導医が「スーパーバイザー」として、1人の専攻医に1人つき、4年間の研修を一貫してサポートします。
さらに、離れた場所で研修する専攻医同士もオンライン会議システムを通じて日常的に症例検討や勉強会を重ねるなど、孤独にならない環境が整っています。
現在(2024年度)は48名の専攻医が在籍をしております。
「地域医療に志を同じくする専攻医(仲間)がたくさん集まり、自由度高く共に学ぶ。」多くの仲間と切磋琢磨できる環境がそろっていることも、想像以上であると約束します。

  • オーダーメイド型ローテーション

    オーダーメイド型ローテーション

  • 春・夏・冬の合同ミーティング

    春・夏・冬の合同ミーティング

  • 充実のWeb勉強会(振り返り、ポートフォリオ、医学知識、EBMなど)

    充実のWeb勉強会
    (振り返り、ポートフォリオ、医学知識、EBMなど)

  • 指導医/専攻医一体のサポート体制

    指導医/専攻医一体のサポート体制

  • 総合診療を志す多くの仲間の存在

    総合診療を志す多くの仲間の存在

  • 研修中も充実のワークライフバランス

    研修中も充実のワークライフバランス

想像以上No.3

アカデミックな地域医療

アカデミックな地域医療

地域へ行くと、最先端の医療やその情報から取り残されるのではないか?学術的な活動ができないのではないか?
このような心配も無用であること、アカデミックな地域医療の実現が3つ目の想像以上です。
JADECOMでは専攻医がへき地や離島にあっても自ら学び、成長することができるよう、EBM(Evidence-based Medicine)の習得を支援しています。また、地域医療振興協会シミュレーションセンターを設置し、ICLS、PTLS、PALS、ALSO、緊急気道管理コース(SHEAR)などの救急講習会を主催するなど、技術面の習得の機会も豊富に用意しています。「地域こそが最先端」を合言葉に、運営する「地域医療研究所」と協力して、各地域で臨床研究ができる仕組みも整えています。なお、研修期間中には、全米で有数の家庭医療教育プログラムをもつオレゴン健康科学大学(OHSU)への短期留学も可能です。
「地域から世界へ」、次はあなたが飛び出す番です。

  • EBMマスターへの道(二次文献利用の費用助成あり)

    EBMマスターへの道(二次文献利用の費用助成あり)

  • シミュレーションセンター発!圧倒的に豊富な講習会!

    シミュレーションセンター発!圧倒的に豊富な講習会!

  • オレゴン健康科学大学(OHSU)家庭医療学講座への短期留学制度

    オレゴン健康科学大学(OHSU)家庭医療学講座への短期留学制度

  • 地域発の臨床研究を支える地域医療研究所

    地域発の臨床研究を支える地域医療研究所

OHSUからの講義

OHSU指導医Dr.Holly Hofkamp

Health Equity(公平/公正な医療)

皆さんは日常診療の中で差別や不公平さを感じる場面はないでしょうか?現在米国は、人種差別を始め様々な格差問題に揺れています。
米国の家庭医は、"不公平/不公正な医療問題への対応は、家庭医が持つべき能力の重要な柱の一つである"という認識の元、この問題に正面から取り組んでいます。
近年、日本にも「医療格差(Social Determinants of Health:SDH)」という言葉が普及しつつあり、新家庭医療プログラムのPFの新テーマにも採用されていますが、ススメではまだ馴染みが薄い領域かもしれません。
そこで、OHSU家庭医プログラムの副プログラムディレクターでもあるHolly先生にお願いして、本テーマの基本的な概念から具体的な対応策までを分かりやすく解説した、ススメ向けのオリジナル講義動画を作成していただきました。

OHSU指導医Dr. Megan Quinlan

少人数へのレクチャーのコツ

専攻医として医師として、学生や医師、多職種、あるいは患者さん、御家族など様々な人に教育をする機会が増えてきているのではないでしょうか?未だに思い出す素晴らしいレクチャーはありますか?周りにレクチャーが巧みだと思う医師はいるでしょうか?
今回はOHSUのチーフレジデントであるMegan Quinlan先生から、小グループへの教育のコツについて講義してもらいます。
「少人数に対して臨床ネタに関する30分のレクチャーをする」ことを想定し、成人学習の原則を踏まえて、よりインタラクティブで効果的なセッションを組み立て提供するコツを提供します。
あの先生のレクチャーは凄く良い!と言ってもらうための具体的方策を学び、検討しましょう。

プログラム

プログラム責任者の挨拶

「地域医療のススメ」では、どんな臨床の現場に行っても対応できる、しっかりとした臨床的能力をそれぞれのレジデントに身につけてもらいたいと思っています。地域医療・家庭医療に必要な知識はその日々の実践の中から感じて、学んで行く事が重要だと思っています。
そのために研修センターをはじめ、現場の指導医、修了生、施設スタッフが一体となってサポートを行っています。
地域医療・家庭医療に興味のある皆さん。是非私たちと一緒に勉強をしていきませんか?プログラムへの参加をお待ちしています。

プログラム総括責任者
湯沢町保健医療センター 管理者井上 陽介

日本専門医機構の認定した4つのプログラムで運営しています。

都市部の基幹病院での内科、救急、小児科、総合診療専門研修の他に、地域の診療所、小病院での総合診療専門研修、リハビリや整形外科などの選択研修など、JADECOMの全国のリソースを利用した研修を行います。

オーダーメイド型プログラムの形式を取っており、専攻医が学びたい科目を自由に組み合わせることができます。
それぞれの項目の時期、期間は調整可能、選択の中でOHSU留学も可能です。
研修プログラムの内容についての詳細やご相談など、お気軽にお問い合わせください。

ローテーション事例

  • 例えば:関東を中心として病院系の総合診療医を目指したい場合

    1年
    東京北医療センター(内科) 東京北医療センター
    (小児)
    東京ベイ
    (救急)
    2年
    東京北医療センター(内科) 東京ベイ
    (救急)
    3年
    台東区立台東病院
    (総診Ⅱ)
    OHSU
    4年
    湯沢町保健医療センター(総診Ⅰ)
  • 例えば:奈良を拠点として診療所系の総合診療医を目指したい場合

    1年
    市立奈良病院(内科)
    2年
    市立奈良病院(救急)市立奈良病院(小児)市立奈良病院(総診Ⅱ)
    3年
    都祁診療所(総診Ⅰ)市立恵那病院(産婦) シティ・タワー診療所
    (在宅)
    4年
    揖斐郡北西部地域医療センター(総診Ⅰ)

研修施設

基幹施設

  • 東京北医療センター(東京都)

    病床数343床

    責 任 者:
    岡田 悟
    主な指導医:
    川瀬 圭裕
    施設の特徴:
    EBM
  • 台東区立台東病院(東京都)

    病床数120床

    責 任 者:
    玉井 杏奈
    主な指導医:
    高橋 麻衣子
    施設の特徴:
    家庭医療
  • 練馬光が丘病院(東京都)

    病床数457床

    責 任 者:
    原田 拓
    主な指導医:
    原田 拓
    施設の特徴:
    病院総合診療・総合内科
  • 市立奈良病院(奈良市)

    病床数350床

    責 任 者:
    森川 暢
    主な指導医:
    山口 恭一
    施設の特徴:
    臨床推論

研修施設※プログラムによって一部登録施設が異なります

総合診療Ⅰ(診療所・中小病院)

北海道
十勝いけだ地域医療センター
青森県
東通村診療所
青森県
六ヶ所村地域家庭医療センター
宮城県
公立黒川病院
宮城県
女川町地域医療センター
福島県
磐梯町保健医療福祉センター
茨城県
村立東海病院
茨城県
石岡第一病院
栃木県
日光市民病院
群馬県
西吾妻福祉病院
新潟県
湯沢町保健医療センター(町立湯沢病院)
神奈川県
真鶴町国民保険診療所
山梨県
上野原市立病院
岐阜県
シティ・タワー診療所
岐阜県
揖斐郡北西部地域医療センター
岐阜県
関市国民健康保険津保川診療所
滋賀県
地域包括ケアセンターいぶき
滋賀県
米原市地域包括医療福祉センター
奈良県
奈良市立都祁診療所
奈良県
明日香村国民健康保険診療所
沖縄県
公立久米島病院

総合診療Ⅱ(病院 総合診療部門)

東京都
東京北医療センター
東京都
台東区立台東病院
奈良県
市立奈良病院
岐阜県
市立恵那病院
愛知県
あま市民病院

内科研修

東京都
東京北医療センター
東京都
台東区立台東病院
奈良県
市立奈良病院
東京都
練馬光が丘病院
愛知県
あま市民病院

小児科研修

東京都
東京北医療センター
奈良県
市立奈良病院
茨城県
石岡第一病院
東京都
練馬光が丘病院
岐阜県
市立恵那病院

救急研修

東京都
東京北医療センター
奈良県
市立奈良病院
東京都
練馬光が丘病院
千葉県
東京ベイ・浦安市川医療センター
神奈川県
横須賀市立うわまち病院

その他

東京都
東京北医療センター【産婦・外科・整形・皮膚・EBM】
東京都
台東区立台東病院【リハビリ】
奈良県
市立奈良病院【産婦・整形・皮膚・ICU】
茨城県
村立東海病院【整形】
茨城県
石岡第一病院【整形】
栃木県
日光市民病院【整形】
東京都
練馬光が丘病院【救急集中治療】
東京都
神津島村診療所【離島研修】
千葉県
東京ベイ・浦安市川医療センター【集中治療・GIM】
岐阜県
シティ・タワー診療所【在宅診療】
岐阜県
市立恵那病院【産婦・整形】
愛知県
あま市民病院【地域医療・地域の感染症】

福利厚生

JADECOMは9,000人超の職員を及び家族の健康をサポートする健康保険組合を立ち上げるなど、様々な福利厚生制度を整備しております。研修中は協会本部に所属し、全国各地で研修していただきます。各施設に研修に赴いても、社会保険等を変更ことなく研修していただけます。
研修期間中は本部研修センターが継続してバックアップしますので、安心して研修に集中して頂く事ができます。

・各種社会保険制度完備
・確定拠出年金制度加入
・宿舎利用もしくは家賃補助制度
・学会等参加補助制度


子育てをしながら研修を行う専攻医が増えています。女性・男性ともに育児休業取得実績があり、時短勤務制度も活用されています。
院内保育所も整備されており、指導医・施設の理解も進んでいます。フレキシブルなローテーションで研修と子育ての両立をはかることができます。

処遇

所 属
地域医療振興協会 本部 研修センター
基本給
年俸制 1年次650万円 2年次700万円 3年次750万円 4年次810万円
各種手当
通勤手当、扶養手当、日当直手当、緊急診療手当(研修先施設の規程による)

プログラム修了後の進路

JADECOMには多数の施設があるため、研修修了後のポストも十分に用意されています。
研修で培ったスキルを存分に発揮し、ジェネラリストとして活躍、さらなる自己研鑽を積むことが可能です。
協会の用意する「地域医療フェローシップ」では、OHSUへの研究留学などを通じて研究者への道も開いています。
本プログラムの修了生となる皆さんとともに、さらなる地域医療の発展をチームで築いていきたいと考えています。

  • 診療所の
    所長
  • 病院の
    総合診療医
  • 基幹型研修病院の
    指導医
  • OHSUリサーチフェローシップ
    在宅フェローシップ
  • etc…

プログラム修了生インタビュー

総合診療専門研修プログラムお問い合わせ

総合診療専門研修プログラムについて詳しくは以下よりお気軽にお問合せください。

見学希望・お問い合わせ